善通寺市内で谷板金の入替

善通寺市内の雨漏り修繕依頼現場です
瓦は建築時より一回は葺き替えされてるようですが陸谷(ろくだに)は古い銅板のまま
谷の両サイドの納まり自体も微妙です
水上側は谷幅を大きくあけているのに水下側が瓦半枚分狭くなっていました
水下側は流れる雨量が多くなるので本来であれば幅を広く取るべきです
勾配も取りづらく下地まで腐蝕していたので部分的に合板で補修
往々にして谷板の折り目は2筋を入れますが今回は3筋
放水検査をしたところこの谷の入れ方でバッチリ水が流れました
無事に修理完成です

世間では木材の値段が高騰するウッドショックに見舞われておりメディアでも大々的に報道されております
金属類も然りでして夏から秋にかけて益々高騰し続けると騒がれております
既成寸法の本谷等は1年分くらいのストックを事前に調達し終わっていますが今回のように現場加工が発生する現場においては非常に悩ましい問題であり段階的に値上げが必要になってくるでしょう

住宅に関するお悩み相談は一日でも早く
結果的にそれがリーズナブルになるということです

騰がったものが安くなることはなかなかありませんのでご理解の程よろしくお願いいたします

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