こちらは仲多度郡多度津町の古民家修繕現場です
この付近は昔の街並みが今なお現存する特殊な一帯につき観光で来られる方も案外多くここ数年で様々なお店がオープンし密かな賑わいを見せています
今回工事を担当することになった物件ですが…
修繕範囲は土壁の塗り替えと瓦の保全のみで大規模改修はまだ先のようです
通行面に瓦が落下しないように本瓦葺きの軒巴瓦(のきともえがわら)を下地に留め付けていきます
崩れかかっていた隅棟にも少々手を入れました
この建物に関してこれで一旦終了しあくまでも予定ですが12月に入ってからまた別の建物の修繕に入る計画です
緊結力などの強度を優先するのであれば全部新しくしてしまうのもアリだとは思いつつ…
昭和の名残を残せと言われれば大きくは手を加えられない
こういう物件が相手だと様々な葛藤を抱えつつ進められていきます
ではでは。。。