こちらは丸亀市内の雨漏り修繕依頼現場です
敷地内に一歩足を踏み入れただけで歴史ある由緒正しい住宅というのがわかります
今回は一般的に【古民家】と呼ばれている類のお宅からのSOSでした
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雨漏りをしているのはこの辺りだとか
所謂【しころ屋根】という形状でして…
上層と下層に分かれてはいるものの屋根の段差があまりないために上手く納めないとこの辺が雨漏りしやすいのです
怪しい箇所を幾多にもわたり発見
室内にも大量の雨染みがありました
かなりきてますね
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修理範囲を限定的に…
いざ着工
既存瓦と下地の解体から開始です
隅木（すみぎ）を跨いだ反対側も…
全体に屋根が古く痛んでいる為 修理範囲を決めておかないとどこまでも直すことになりかねません
その為に天井裏での雨漏り位置確認は必須事項
ここからは直しに取り掛かります
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下地を張り替え…
瓦葺き施工ができるように段取り 
簡略瓦（かんりゃくがわら）面は年代物の【足深桟瓦】（あしぶかさんがわら）
瓦同士の重なりが大きい分 見た目の面積以上にたくさんの瓦量が必要となります
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本葺瓦（ほんぶきがわら）面も細かいピッチで平瓦施工
こちらのお宅には古い瓦のストックが大量にあったのでできるだけそれらを使用して直しました
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地伏せの後は棟積みへ
雨仕舞の関係上 棟の役物だけは新調させていただきました
やみくもにあるものを使うのではなく使い分けることも重要です
その判断はもちろん当社がしお客様にはその旨を正直に伝えています
順調に工事も進みまして…
数日で無事に完成
以前は同業他社さんが修理に来ていたそうですが…
今回のご縁を機に当社がお守をしていく所存です
末永いお付き合いはこれから始まるのです
ではでは。。。
