こちらは丸亀市内の雨漏り修繕依頼現場です
建物は納屋
びっくりするほど大量な雨染みでした
しかも…
切妻屋根（きりづまやね）の片面のみ
その理由は屋根に登ってすぐに理解しました
棟のギリギリまで太陽光パネルが乗っており…
パネル面で雨水が凌げていたからです
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ここまでの雨染みを見ると全面葺き替え工事をお勧めしたくなるところですが…
既存屋根自体はまだ綺麗な状態
雨漏りの原因が瓦の重なり箇所に打たれたコーキングでまず間違いないだろうと自身の判断を信じ 片面屋根の葺き直しを提案しました
棟木は濡れておらずそれよりも若干下から雨染みが入っていた為 棟はそのまま残すことに
葺き直し後に万が一 棟部分から雨水が廻った場合に限り 棟の解体を含めた二期工事の可能性もあると正直にお伝えして…
いざ着工です
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全ての瓦に打たれたコーキングを切りながらの作業
地味な作業ながらこれがなかなか堪えます
雨漏りしていた箇所もはっきりと跡が残っていますね
場所により瓦の重なり面に雨水の名残が…
コーキングを横方向に打つとまさしくこうなるのです
出ていくべき雨水がそこに留まることにより漏水するのでした
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剥いだ瓦は地上に降ろすことなく既存屋根の上に置いておきたかったので面積で4等分し4回に分けて葺き直すことに決定
剥いで屋根面と瓦の清掃
下葺き材を二重貼りしまして…
葺き直し
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それを4日間
ちなみに…
棟の解体はしませんでしたが面戸瓦の下のコーキングは切りました
ここでも棟の位置によっては雨水が流れ出てくるという始末
安易にコーキングをしてしまうとこんな惨めな目に遭う見本のような屋根でした
4日目にして…
無事に葺き直し修理工事の完成
道中 逐一 状況説明をしながらお客様納得の元での修理工事につき今回の内容でご理解は得ています
修理完成後 幾度となく雨に見舞われたこのお宅
しっかり雨漏りは止まっているようなので安心しました
ではでは。。。
