本日未明・・・
安眠を妨げるが如く香川県を襲ったのは雷と共にゲリラ的・超豪雨でした。
よほどのことでない限り睡眠中に気づくことのない足袋人が目覚めたほどでしたから その『よほど』が起きたのです。
こんな日は限って屋根工事業は多忙になります。
はい・・・
『雨漏り見に来てくれー』
そんな電話ラッシュが朝から始まりました。
小工事で終わるものが多いのですが中には難儀極める物件も出てきます。
入母屋の破風尻からの雨漏り写真です。
これはどちらかといえば小工事の方でして瓦のみを修正すれば雨漏りは直ります。
谷(板金工事)が絡んでくるとそうはいきません。
①本谷を流れる雨水は壁際にある水平方向の谷へ向かいます。
②その行き先には降り棟が待ち構えます。
③降り棟と壁際の間を流れ方向に走る谷を通って雨水は外に出る納まりになっています。
この屋根の雨漏りを止めるには写真にある全ての谷を交換する必要があり壁も部分的に剥がし張り直すことが必須。
建築時の計画段階で少なからず納め方に問題がある場合。。。
直すにも根気が必要です。
根本的に谷幅が狭すぎるという問題を解決する必要があります。
雨をなめたら痛い目に合うことは職業柄知っています。
雨漏りについてのご相談は。。。
その道のプロフェッショナル・屋根診断技士までどうぞ。