久しぶりにblog更新です。
先週は週末にかけて行事がたくさんあり睡眠時間を削ってフルに動き回りました。
そんな中 呼ばれた先でのひとコマです。
ここのお方は無類の瓦好き。
玄関までのアプローチにもさり気なく古瓦が敷かれています。
日本の庭には本当によく似合います。
袋のような花器です。展示会で使用するということ。
こちらのお方は華道・茶道の先生なのです。
作法など全くわからない足袋人ですがとりあえず言ってみました。
『美味しゅう頂きました。』
そして果敢にチャレンジしたものの・・・
一文字の書がありました。
『先生 こちらは何と言う字でどういった意味合いが?』
『無です。何事も無心で・・・』
正座姿を撮影する足袋人の心を見透かされたようなお言葉。
胸の一番深い位置にずっしり響きました。
ちなみに中国の修徳寺の住職の書だそうです。
現場の方も勿論やってます。
谷入れ替えと棟の積み直しでした。
綺麗に芝を張っていたためトラックは手前に置き運搬してきました。
こちらはお寺の屋根修理。
雨漏りがひどい部分の瓦を撤去し野地板を貼り 葺き戻してきました。ここは毎年数度修理に呼ばれます。そのうち全ての部分が新しくなっていくような気もしないではない。
葺き替え工事も終了しました。雨で濡らすこともなく順調に工事は進み最後に太陽風呂も取り付けてきました。既存の和型釉薬瓦から平板瓦に変身を遂げたこのお宅・・・庇の板金・樋のやり替え・室内天井の張替えとまだまだ先は長そうです。
ここ数日間を駆け足で綴ってみました。