職人は個性派揃い。
仕事は速いが仕上がりは雑。逆に丁寧なんだけど超遅ーい経営者泣かせの職人。
ともに一長一短である。
でも本当にできる職人は仕上がりもいい上に仕事も速い。頭の中で次々と段取りを思い描きながらの無駄のない動きがあるからなんです。
性格も色々。
やたらとしゃべる職人はいただけません。寡黙すぎるのも×××
今の時代 そんなの流行りません。大工に多い頑固親父(^^);
プライドかなんか知らんけど挨拶くらいせーちゅうの!人間性を疑うぞ おい!!!
(特に誰かに言ってるわけではありませんが)
要はバランスが大切なんですねぇ。
仕事の出来と人間性の両面で模範になれるようにまず足袋人がしっかりしないとな(^^;)
今日の現場にて。
大正時代から屋根に乗ってましたが今回の葺き替え工事で降りてきました。
是非とも飾りたいとお施主様。片方の足が折れてますがちゃんと修理いたしますと足袋人。
窯元に持ち込んで再焼成も考えましたがやはりこの古美た感じをなくしたくはありません。意地と根性でくっつけて磨いたあとお施主様にお返しする予定です。
もっと割れたらゴメンナサイということで(^^)v
いい味が出そうです。
(あくまで予定;)
年内残り2日となりました。余裕のなくなってきた足袋人でした(--)/