古民家でのサプライズ

本日は 朝から小雨まじりのお天気。 しかしながら・・・
迷うことなくまたまた新しい現場に強行突入しました。

 dsc02881.JPG (歴史ある古民家)

うっそうとした山の中にあるお宅の増築工事です。
残念ながら車が入らず 手運びとなりました。

dsc02882.JPGdsc02883.JPG

しかも 増築部分は母屋の裏でした。
40メートルの運搬係はキミだ!
      ↓

dsc02891.JPG (大抜擢・・・?)

イルミネーション風に写真をアレンジしてみたら楽しく見えないですか?
3号は少しへばり気味でしたけど。
dsc02885.JPG (屋根はこんな感じです)

面積は少なくてもこういう潜りこみの仕事は曲者です。

dsc02886.JPG (狭いんだな これが・・・)

瓦の留め付けに屋根土を使用しますが 狭くて鏝(こて)が入らない。
仕方ない・・・あれを出すか・・・。

dsc02895-1.JPG (ゴッド・ハンド!)

足袋人の秘技『神の手』が登場です。

dsc02897.JPG (ジャーン!!)
こっちのほうが全然早いし綺麗に土が置けるのです(^0^;
年に数回 この秘技はでます。

ここの裏山との境の土留めに瓦が使用されていました。

dsc02888.JPG (地瓦と冠瓦のコラボ)

その中から『お宝』発見。

dsc02893.JPG (で でかい!でかすぎる!)

幅60センチはあろう巨大冠瓦。昔の【茅葺き屋根】のテッペンに乗ってたと思われますが ここまでのビッグ・サイズはなかなか出会えません。大工さんにお願いして頂いてきましたが さすがに重量もかなりあったので『運搬係3号』に運んでもらいました。

今日はひたすら運び続けた3号。
お疲れモードだったので露天風呂に連れて行ってあげました(^^)v

dsc02880-1.JPG (五右衛門風呂!)

お前 服着たままやないかー!
ん?ゴメン。ゴミ焼き場やった・・・。
いろいろ出てくる『お宝』満載の楽しい現場でした。

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コメント

  1. 瓦人 より:

    讃岐にもさすらいのトラック野郎・・・いたんですね。(笑)
    運んだその先に、こんな苦労が待ち受けているとは・・・、屋根葺き職人さんも葺いてなんぼのみならず、運んでなんぼの商売でもあるんですね。

    最後のオチが効いてます!!焼かれた3号さんは無事?

  2. この地域での仕事は毎回運びこみです。
    だからけっこう慣れてます。
    3号は焼いてません。
    この現場の貴重な運搬係ですから(^^)/