午後からはシトシト降ってきましたがそれまでに無事に完成。
〝鎬桟の屋根〟
ずっと曇り空だったため写真が非常に暗いですが御覧下さい。
この現場の為に窯元に作製依頼した台付きのベタ万十。この違いがわかる人はそうはいませんが・・・足袋人の拘りです。
厚さ7分の薄のしで棟積みしています。今回は目視のみの選別ですが直のしとやや反り気味ののしは隅棟へ使用し残ったのし瓦を陸棟に使用しました。反りとは逆のムクリのしも若干数ありましたが何せ注文した枚数はほぼジャスト。割のしが一枚余っただけだったので陸棟の真ん中あたりにかためて使用しています。下から見てわかる人は多分いないでしょう。
今回鎬桟を初めて施工しましたが一番気に入ったのは雁足(がんあし)の格好良さです。
この斜めから見ることのできる一線の美。
『角が立つ』・・・普段はあまりいい意味ではありませんがこの角が立ったような形状の斜線美は鎬桟の醍醐味の一つだと思いました。とりあえず駆け足での完成報告でした。
(ダッシュでの目地積みの為 クサビ(パッキン)はそのままにして帰りました。南蛮漆喰が固まるまではこのままの状態で放置です)
コメント
完璧です☆
感動です☆
感謝です☆
※次回から、薄のしは小反りばかりで攻めたほうが扱いやすいし渋いですか?
これからもどんどん提案を・・・・・・・
あ、普通の和形が使ってもらえなくなるおそれが・・・・(汗×苦笑)
瓦人さん。
形になるといいもんです。のしに関しては直だろうが反りだろうが結局は現場での選別にかかっています。あとはその上にくる冠or丸の合端をするかどうかだと思います。讃岐は隅木が大概反っているので反りのしが無難ですがネコが出やすいので職人の手間のかけ具合で仕上がりが全然かわってきます。また現場対応でオーダーしようと思います。
和型・・・大丈夫です。同じ事ばかりはしないので^^/
初物大好きビルドには
最高の瓦でした((´∀`*))ヶラヶラ
いい物を造りたい!!
その想いが、一つになる感動が
お客様に伝わる。
やっぱり、造り手の想いが大事だと・・・
改めて、感じました。
ビルドマンさん。
この度はありがとうございました。これからもドンドン感動を与えつづける仕事をやっていきたいですね。
そんな場をいつも提供してもらって感謝感謝です。
ご期待にそえるよう邁進します^^v