寒い時期ではありますがその会場だけはスゴイ熱気。
以前から告知していた通り本日早朝より【かわらぶき技能検定】の実技試験が行なわれました。センター試験を受けた皆さんと全く同じ心境？？緊張感が伝わってきます。意地とプライドをかけた熱い情熱ですね☆
みんな頑張れ～！
今回は１級５名２級５名の合計１０名が受験。いや～少ないですね～。
足袋人の時（平成１２年）は１級だけでも１０名をはるかに超えていました。ちなみにその時はお世話になっていた関係で高知県で受けましたが（＾＾；数が減っているって・・・停滞している産業ということですか？！いやいや そんなことはないはず。みんな夢と希望を持っているのです。そんなやる気のある仲間たちのためなら一肌でも二肌でも脱ぐつもりでいる足袋人です。今回も足袋人３号が受験すると言ったときに『それなら俺も！』と手を上げた青年がいます。大切なのはその心意気。結果は後でついてくるもの・・・逃げてはダメなんです。
少々お手伝いをさせてもらった他社の二人と３号の雄姿です。それぞれが個性を出しながらの精一杯の作業。ただただ胸をなでおろしました。そしてこの３人に挟まれるように同じく他社ではありますが普段から可愛がってる若き職人の姿がありました。同じ土俵に上がることによりそこにはまた新しい絆が生まれるはず。組織の壁を取っ払ってみんながより良い環境になることを望んでいます。若い世代がこれからの業界をきっと盛り上げていってくれることでしょう。ちなみに足袋人もその若い世代のつもりですから～。
刻一刻と・・・
限られた時間との勝負は見ていても酷ですがみんな通ってきた道程です。
３号の架台です。
きっちり完成☆
練習のときから思っていましたが一文字軒と一文字角のクセが合わず本番でもやはり同じ瓦がきてここをバッチリ納めていた者は予想通り皆無。どっかに難がでてしまうんですね～。こればっかりは仕方ないですね。検定委員の先生たちによっぽど言おうかと思いましたがその事実に気づいてくれたかなぁ？！
次は学科試験。みんな受かってくれよ～（＾＾）/
