タイトルに書いた 〝しころ屋根〟 ですが 大阪や和歌山などでよく見かけます
地域色がプンプン漂う屋根形状の一つですね
寄棟(よせむね)屋根の上に切妻(きりづま)屋根が乗っかった感じ…といえばわかりやすいでしょうか
(しころ屋根葺き替え工事完成)
基本的なことですが上から流れる水を綺麗に流すため 割り(瓦の配置)は引き通します
今回は寸法が悪かったので 破風板(はふいた)の位置を変更して調整しました
上下の段差がある場合は「のし瓦」を積み重ねていきますが この屋根は段差が少なかったので のし瓦は1段積みにして板金巻きで仕上げました
そして、それを隠すように上の軒瓦の出寸法を設定しています
過去の経験から 上の広小舞(ひろこまい)は低くしないといけないので のし瓦を納めてから 高さの合うものを後から打つことにしました
一番の問題は「袖瓦を流れる水が、隅棟(すみむね)の中に入ってしまう」 という点です
色々考えました……。
① 隅を振って地葺きする
② 上の瓦を引きとおす
③ 隅棟の中をトンネルで抜く
悩んだ末に選んだ工法はこれです↓
台のしだけ通して二段目は中途止め
隅のケツに蓋を付けた後に半紐にした冠を乗せて棟の雨仕舞いも完成です
上からの水は冠の紐で左右に切れる予定です
飛び越えても蓋に当たってこれまた左右に流れるようにしています
当時の苦肉の策でしたが職人の知恵が詰まった一工夫です
ではでは。。。
三豊市・仲多度郡・善通寺市・丸亀市・観音寺市周辺で「他社で直らなかった雨漏り」や「屋根の本格的な修理」にお悩みの方はぜひ瓦葺き一級技能士の店・(株)甍屋(いらかや)へお気軽にご相談ください!
お電話でのご相談はこちら : 0875-56-2166
メールでのご相談は [こちら] :(※24時間受付中 )