親方の仕事とは

本日は東へ西へ　あちこちと移動しながら夕方までずっと打ち合わせでした。
”足袋人”というよりある意味”旅人”でした。
もちろん手ぶらでは帰ってきません。
新たな現場を３棟ゲッチュ！ますます忙しくなりそうですが有り難いことです。
頑張るでぇ～（＾＾）b

その後１時間だけ現場に合流。
週末のお天気があまり良くないみたいなので　こういう時は現場の優先順位を変更します。
よって今日の現場は雨漏り修理。

　（ビフォー）　　（アフター）

銅板の谷をステンレスに入れ替えてきました。昔は｢銅板は一生もの｣と言われてましたが残念ながらそうではありません。近年の酸性雨の影響で　瓦からの雨垂れの部分にことごとく穴があいてしまいます。時代の流れとともに選択する材料には注意が必要でしょうね。それらを提案するのも私たちの使命であり責任であります。ダメなものはダメだと　はっきりと説明のできる職人の養成が親方の仕事の一環でもあります。近頃は”足袋人”が現場から離れることが多いため　２号が職長をしてることがほとんどなのですが　彼・・・以前は『べしゃり』がまったくダメでした。（酒飲むと調子いいのになー；）　とりあえずニコニコしておけ！と至上命令を下しておいたのですが　最近では『カミカミ』ながらもそれなりの説明ができているようなので”足袋人”も安心して営業活動に専念できます。まぁ　基本的にうちの職人はみんな無口ですね。よく喋るのは一人だけです（ダレでしょう・・・；）

年末年始とずーっとバタバタ状態なので　｢お疲れさん｣の意味も込めて帰りに
『折り箱』を渡しました。

これで元気を出してパワーアップしてくることは間違いないでしょう（＾‐＾）
なんたってブロッコリーが付いとんやから！！
（一同　なんでブロッコリーなん！ってツッコミ入ってましたが・・・）
職人たる者　つねに疑問に思うことも大切なのである　（＾＾）/