「うちも雨漏りかしら…」と不安な方へ。仲多度郡多度津町で、4ヶ月越しの大事な瓦葺き替え工事が始まりました。

最初にこのお宅へ下見に伺ったのは、今年の6月のこと。 仲多度郡多度津町 雨漏り調査
「どうも雨漏りしているみたいで…」と、不安そうなお顔でご相談をいただきました。

屋根に登ってみると、使われていたのはセメント瓦。仲多度郡多度津町 雨漏り調査 塗装の剥離
表面の塗装が全体的に剥がれてしまっている状態でした。仲多度郡多度津町 雨漏り調査 塗装の剥離
ここでひとつ、正直にお伝えしておきたいことがあります。

屋根のペンキ塗り(塗装)は、あくまでも家を綺麗に見せるための「お化粧」です。
塗装をしたからといって、雨漏りが根本から止まるわけではありません。
もし塗ったことで止まったとしたら、それは偶然でありただただ運が良かっただけなんです。

だから私は、お客様に隠さず2つの選択肢をお話しします。

・塗装をして、ひとまず様子を見るか(10年〜15年後にまた手入れが必要になります)
・これを機に屋根瓦をすべて新しくして、将来の不安を根本から無くすか

お客様のお返事は、迷いのないものでした。

「年齢的に考えても、この家にはあと30年以上住むわけやし。足袋人さん、葺き替えでお願いします」


当社の工事スケジュールが詰まっていたこともあり、しっかり応急処置をした上で、約4ヶ月もお待ちいただくことになってしまいました。
本当に感謝しかありません。
そして昨日、ようやく待ちに待った着工の日を迎えることができました。 仲多度郡多度津町 雨漏りからの瓦葺き替え工事 着工の様子  
古い瓦を一枚一枚めくっていきます。仲多度郡多度津町 雨漏りからの瓦葺き替え工事 瓦剥ぎの様子仲多度郡多度津町 雨漏りからの瓦葺き替え工事 瓦剥ぎの様子
瓦の下に敷いてある「下葺き材(防水シート)」は、高分子系と呼ばれるしっかりした素材のものでした。
セメント瓦のお宅では、ペラペラの紙みたいな素材(フェルト)が使われていることも多いので、一見すると「これなら大丈夫そう」に見えるかもしれません。
でも、現に雨漏りは起きていたわけですから。

めくってみると、屋根の下地は場所によって傷み具合がバラバラ。仲多度郡多度津町 雨漏りからの瓦葺き替え工事 下地の腐蝕
ベニヤ板の上に、ぽつん、ぽつんと飛び飛びで板が張られている箇所もありました。
特に風雨が直接あたる端っこ(軒先やケラバ)の傷みが目立ちます。仲多度郡多度津町 雨漏りからの瓦葺き替え工事 下地の腐蝕
「なるほど、ここから水が回っていたんやな」仲多度郡多度津町 雨漏りからの瓦葺き替え工事 下地の腐蝕仲多度郡多度津町 雨漏りからの瓦葺き替え工事 下地の腐蝕
原因さえ分かれば、あとは私たちの出番です。
一刻も早く、雨が降っても絶対に漏らない状態まで持っていく。
職人としてのエンジンがグッと入る瞬間です。


【今回の施工まとめ】
現場: 仲多度郡多度津町
作業: 既存屋根の瓦剥ぎ(瓦葺き替え工事)

他のお宅で過去に行った瓦補修や漆喰工事の様子は、 三豊市・観音寺市施工事例一覧にも写真を載せています。


「瓦1枚のズレ」や「樋の掃除」に、当社がとことんこだわる理由。

少しだけ、私の個人的な話をさせてください。

ありがたいことに、私は過去に「全国技能グランプリ」という職人の大会で全国3位をいただいたことがあります。一緒に現場を走っている相棒のスタッフも、「技能五輪」で全国2位に入りました。

香川県内でこの賞をもらった瓦職人は、あとにも先にも私たち二人しかいません。

……でも、これ自慢したいわけじゃないんです。賞状を壁に飾って満足するために、毎日泥だらけになって技術を磨いてきたわけじゃないからです。

全国の猛者たちと競い合って身体に染み込ませた技術や目利きって、何のために使うか。

「一筋縄ではいかない現場」や、「どこから漏れているのかサッパリ分からない雨漏り」に出会ったとき、一発で原因を見抜き、無駄なお金を1円もかけさせずにサクッと直すためにあると思っています。

「瓦がたった1枚ズレているだけなんだけど、こんな小さなことで呼んだら嫌がられるかな…」 「樋に葉っぱが詰まっている気がするけど、高いところだし自分じゃ登れない…」

そうやって申し訳なさそうにご連絡をいただくことが、本当に多いんです。 でも、どうか遠慮しないでください。

屋根の傷みは、最初の「ちっちゃな異変」のうちに直すのが、一番お金がかかりません。放っておいて大掛かりな工事になってしまうのが、同じ地元で暮らす職人として一番心苦しいんです。

セカンドオピニオンでも全然構いません。近所に住む「屋根にちょっと詳しい頼りになるおじさん」に、「これ、どう思う?」と声をかけるくらいの軽い気持ちで、私たちを使ってやってください。


【ご相談・お問い合わせについて】

甍屋(いらかや)は、三豊市を中心に観音寺・丸亀・高松など、香川全域の屋根をお守りしています。

営業マンみたいな「売り込みの電話」や「しつこい訪問」なんて絶対にできません(というか、そんな度胸も時間もありません笑)。どうぞご安心ください。

◆ お電話で話したい方(お急ぎの方・声を聞いて安心したい方)

電話番号: 0875-56-2166

電話には、私(足袋人)が直接出ます。 営業の担当者ではなく、毎日屋根の上で汗をかいている職人本人が直接出ますので、「なんか屋根のあたりが変で…」と、見たまま・感じたままを教えてください。

※昼間、高い屋根の上で作業をしている最中は、安全のために電話に出られないことがあります。着信を残していただければ、安全な場所まで下りてから、必ず私から折り返しお電話します!

 

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