今日の”足袋人”は”旅人”と化しました。
そんな中でのコマ。
4月末上棟のお宅の柱を刻む大工さんを訪問。早い段階から顔を出すのも仕事です。綿密な打ち合わせがあるからこそいい屋根はできるんです。
打ち合わせの合間に近くにお寺があれば必ず覗きます。
その屋根が上手いかそうでないかというのは”足袋人”にとってはどちらでもいいんです。各部の納まり・勾配・棟積みの順序・瓦の選定など見るところはたくさんあります。そのなかで自分ならこうする!という感性を磨くことがいい勉強になるんです。
目が疲れたら遠方凝視をします(◎-◎)
(それはせんやろ!)
植物を観察します。
そして少し黄昏たりもします(●^-^●)
現場で使用する瓦も打ち合わせしないといけません。
こちらは秋頃予定の新築現場の瓦候補。
家のテーマはズバリ【イギリス風】!
”足袋人”のカチカチの頭ではイメージがわいてきません。
『私をイギリスに連れてって!』てな感じです。
洋瓦を見たら続いては和瓦を見ます。
って瓦かよ!!世の中には色んな屋根があるもんです。
やっとの思いで帰社したところにお客さんが・・・。
(今日はホント忙しいな・・・)
なかなか捕まらないはずの”足袋人”を一発で捕獲するとは
『御主もやるねー』
ということで無事打ち合わせも終了~~。
讃岐のこんな田舎町を走るに走った走行距離150キロ。
東へ西へ時間を刻む打ち合わせと下見の連続に なんと昼食にありつけたのは・・・16:00前でした。もう少し我慢して晩御飯と合わせて・・・とは思いません。
『腹が減っては棟は積めない!』って言うでしょ♪(言うかよ!)
16:30過ぎからはその名の通り”足袋人”に変身。
超高速の肌のし2段積みにて本日は終了です。屋根が高いためいつもより若干
のし勾配を強めにしてみましたが下からはどう見えるかな~。
コメント
昨日、“足袋人”を捕獲できました者です。
お忙しい所、時間を作っていただきありがとうございました。
「瓦」という、いつも身近で見慣れていたものの奥深さを知る事ができ、とても充実した時間でした。(ほんの一部に過ぎないでしょうが)
最近若い方にも日本家屋の良さが見直され、古民家を再利用される方が増えていますね。これから建てられる家々がまた何十年、何百年と受け継がれていくことが楽しみでもあり、それを守り、受け継ぐ職人さんが消えてほしくないと思います。
また素人に色々とお話し聞かせてくださいませ。
M岡さん おめでとうございます。
見事なまでの一発捕獲!もしかして事務所の前で半日待ってたとか^-^
「瓦」の話をしだしたら長いので覚悟しておいてください。
日本の代表的建築素材であり伝統もある「瓦」。
この仕事は軽はずみな想いではできません。
また喋らしてください^^/