これは延命治療です 2011/12/11 現場日記 本日は雨漏り修理にレッツゴー♪ まずは現調時の写真です。 これくらいの修理レベルであれば特に頭を悩ます程ではありません。 問題はこの部分。 雨垂れ部分の銅板が・・・;;; 下から見ると こんな様子です。 随分と前から雨漏りしていた痕跡が一目で分かります。全面瓦葺き替え等のご提案もいたしましたがここでまた問題が!この建物・・・現在はほとんど使用していないとのこと。それなら尚更あまり予算はかけられませんよね。 やはり修理をして当面の間逃げるのがベターかと。 それにしてもこの建物。。。 立派な☆御茶室☆です。 茶室・蔵・門・寺・神社・・・仕事依頼が来た時にはその〝言葉〟にいつもウズウズしてしまう足袋人なのでした。 屋根の上でいると まぁよく揺れます。 現代の耐震性重視という風潮から考えればこのような建物はちょっと待ったー!がかかりそうです。建て直すと考えるのは容易な考えですが是非ともこのままの姿で後世に残していってもらいたいと思った御茶室でした。 ボンドで穴をふさぎつつ雨垂れ部分の下は防水テープ。最もローコストなやり方で延命を施しました。 数年は大丈夫だと考えています。 建物の寿命を延ばす為にも雨漏りは大敵であります。少々くらいは・・・とは思わずに皆様も早め早めのメンテナンスを心がけましょう↗↗↗ いつでも〝瓦屋根診断技士〟が参上いたします☆