打ち合わせの必要性 2011/12/28 現場日記 〝洋瓦〟には一般的に黒・銀・茶系・・・その他諸々の色があるわけですが・・・ 続く時はとことん同色が続きます。 でもよくよく考えてみるとそれはたまたまのこと。其々のお客様が同じ色を選択しただけであって偶然に過ぎません。そんな理由から現場で〝洋瓦〟が指定されるとなるべく丁度の数しか注文しないように決めていますが!今回2軒の現場で発注チョンボ(積算ミスか?)をやってしまった足袋人です(笑) < 一軒目> ・・・ 冠1枚・地瓦5枚不足; 一体袖瓦を使用しました。地瓦と袖瓦の天端の高さが同じに納まりますのでかなりスッキリした感じに見えます。但し屋根寸法に誤差があると納めるのに苦戦すること間違いなし。写真の通りその辺りのポイントは事前打ち合わせでキッチリ押さえています。 (天窓) この部分の割り付けもバッチグーです。これができているのが当然であり普通なことなのですがその当たり前ができていない屋根もたまに見かけます。打ち合わせ時間を惜しむと決していい屋根は作れない!そういうことです。 自分本意の考えで行動するのではなく〝一生のうちで最も高価な買い物〟をしているであろうお客様の気持ち・立場になって動ける人間こそが建築現場には必要なのです。 < 2軒目> ・・・袖瓦1枚・冠2枚不足; こちらも同じメーカーさんの同じ瓦を使用しました。 しかしながら同じ銀系色でも先の現場とは微妙に色違いの銀色。 在庫を持つと管理が大変になります;; (やっぱり一体袖♪) 時間を割いた分だけ気持ちよ~くスムーズに納まりました↗↗↗ 一気に2軒完工。 あと3日です!