屋根工事業にかかせない道具はたくさんありますが一番活躍しているのはやっぱりこれやね!
所謂ウインチちゅうヤツですね。今の現場は横長なので3台かけてます。
スイッチ一つで材料を屋根にあげてくれるんですから大したもんです。
これがないと思うとゾッとしますね。
昔の屋根葺き職人さんはもちろんタワー無しでやってたんでしょうが足袋人ならとっくに手を揚げてるなぁ・・・。
以前 京都の嵐山のど真ん中で現場をやったことがあるんですがこの時はタワーの上げ下げの音がうるさい!と使用禁止。
何たって周りは人通りの多いお土産物売り場がワンサカ。
そりゃ気持ちはわかるけど・・・
こっちはたまったもんじゃない。
当時は土葺きがまだ多くしかも手練りやで!下で柔らかい土に藁を刻んでは混ぜ 鍬でコネコネ。練ったと同時に肩で担いで屋根にあげる。そして土置き。親方が手待ちにならないようにドンドンあげなくてはならないし・・・
それはそれは大変でした。
今でもたまに夢に出てきてうなされてます(^^);
タワー 万歳!