私が育った地元のなかの、ほんまの地元。
三豊市三野町の下高瀬地区にある八幡神社に行ってきました。
境内の看板をふと見上げると、懐かしい歴史が書いてあります。
ここ、小学生のときの私らにとっては最高の遊び場だったんですよね。
ドッジボールに野球、それにお祭りの日の相撲大会。
境内のこの丸印のあたり(写真参照)に円を描いて、学年関係なしの本気勝負です。
なんでそんなに本気だったかって?
……勝つと、1回につき500円くらい貰えたからです(笑)。
誰が出してくれてたお金なのかは子供だったから知りません。
でも負けたら即終了の土俵。
当時、同学年では負け無しの無敵状態だった私は、調子に乗ってボロ儲けしまくっていました。そしたら案の定、上の学年の先輩たちの土俵に放り込まれるわけです。
相手は上級生。
でも、子供の頭に遠慮なんて言葉はありません。
スポーツ少年団の先輩を一人投げ飛ばした瞬間、それを見ていた負けん気の強い先輩が、
「わしがやったる!」ってケンカ腰で上がってきて、あえなく撃沈。
あのときの悔しさったらなくて、今でも鮮明に覚えています。
で、今回ここに来たのは……遊びじゃなくて、仕事です。
何年かに一度、屋根修理のご相談をいただいている神社で、今年もお声をかけていただきました。
神社には総代さんが3人いらっしゃって、数年ごとに顔ぶれが変わります。
だから人によっては別の会社さんに声がかかることも当然ありますし、今回も3社での相見積もりだったようです。
実はその3社の内訳を後で知ったのですが、1社はお世話になっている地元の建設会社さん。
もしその建設会社さんに決まっていたとしても、実際の屋根工事はうち(甍屋)に任せていただく予定になっていました。
もう1社は詳細不明。
そして、最後の1社が当社への直接のご相談でした。
地元の建設会社さんから信頼してお声がけいただけるのも、もちろん職人冥利に尽きるありがたい話です。
でも今回、神社から「直接任せるよ」と言っていただけたのは、日頃からこの地域で泥臭く屋根と向き合ってきた姿勢を見ていてもらえたのかなと、胸が熱くなりました。
前回は門の修理でしたが、今回は奥の本殿と社務所の間。
写真の矢印を追いかけてもらうと分かりますが、
本番の修理に先立って、作業用の外部足場を架けてきました。


他社さんが入ることも業界としては普通のことです。
でも、できることなら地元の大切な建物は、ずっと私たちの手で直接守り続けていきたい。
それが正直な気持ちです。
【今回の施工まとめ】
現場: 三豊市三野町
作業: 屋根修理用の外部足場設置
他のお宅で過去に行った瓦補修や漆喰工事の様子は、 三豊市・観音寺市施工事例一覧にも写真を載せています。
地元の屋根を触る人間として、ちょっとだけ言わせてください。
よく「瓦が1枚だけズレとる気がするんやけど、こんな小さなことで電話したら悪いかいね…」と、申し訳なさそうにご相談をいただきます。
結論から言うと、大歓迎です。
むしろ、その段階で呼んでほしいんです。
実はわたくし、過去に「全国技能グランプリ」という職人の大会で全国3位をいただいたことがあります。一緒に現場を走っている相棒も「技能五輪」で全国2位です。
香川県内でこの賞をもらった瓦職人は、あとにも先にも私たち二人しかいません。
……でも、これ自慢したいわけじゃないんです。
賞状を飾るために毎日泥だらけになって技術を磨いてきたわけじゃないからです。
じゃあ何のためにその技術を使うのか。
「どこから漏れているのかサッパリ分からない雨漏り」に出会ったとき、一発で原因を見抜き、無駄なお金を1円もかけさせずにサクッと直すためです。
屋根の傷みは、最初の「ちっちゃな異変」のうちに直すのが、一番お金がかかりません。
放っておいて大事になってから大きな工事費がかかるのが、同じ地元で暮らす職人として一番心苦しい。
「瓦が1枚ズレている」
「樋に葉っぱが詰まって掃除ができない」
そんなことで電話して嫌がる職人なんて、うちには一人もいません。
近所に住んでいる「屋根にちょっと詳しい頼りになるおじさん」に、「これ、どう思う?」と話しかけるくらいの軽い気持ちで頼んでください。
他社さんの見積もりに対するセカンドオピニオンでも全然大丈夫です。
強引な売り込みなんて、私も相棒もやる時間がありませんし、そもそもそんな度胸もありません(笑)。
【ご相談・お問い合わせ】
甍屋(いらかや)は、三豊市を中心に観音寺・丸亀・高松など、香川全域の屋根をお守りしています。
◆ お電話で話したい方(お急ぎの方・直接声を聞いてみたい方)
電話番号: 0875-56-2166
電話には、私(足袋人)が直接出ます。
営業マンではなく、毎日屋根の上で汗をかいている職人本人が出ますので、「なんか屋根のあたりが変で…」と、見たまま・感じたままを教えてください。
※昼間、高い屋根の上で作業をしている最中は安全第一のため電話に出られないことがあります。着信を残していただければ、安全な場所まで下りてから必ず折り返しお電話します!
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