燃える男

今日は入母屋屋根・妻側の『のし積み』について紹介します。

全国的には『台輪』(だいわ)っていう言い方が一般的かな?
讃岐では『腰』って言う人が多いです。あとは『水切のし』とか・・・。
足袋人”は相手を見て名称を変えるようにしています。

現在工事中の現場でも その積み方は多種多様です。

こちらは豪華版。

dsc03860.JPG (こってりとんこつスープ系)

一方こちらはシンプルに。

dsc03861.JPG (薄口しょうゆベース系)

      ↑
当初『のし積み』の予定なんかなかった場所ですが 微妙な隙間が気になったため『糸のし』の登場です。通常使用される『のし瓦』の半分の厚みしかない超高級瓦『糸のし』をサービスで施工いたしました。
(サービス多すぎるぞー ここ!半ばヤケクソじゃー)

破風の奥が深い時は結構手間なんですよ。
ヘルメットはもちろん脱ぎ捨て這いつくばっての施工となります。

dsc03863.JPG (うお~ 狭いぞ~)

最近は大体3号に担当させてます。

そういや3号・・・この土曜日に技能検定があります。
足袋人”は何も言ってなかったのですが今晩は自主的に練習しています。
(いい心がけやねー!)

dsc03903.JPG (本番さながらです)

きっちりヘルメットかぶっていたので少しウケました。

しかしこの倉庫の中 寒すぎやぞー(≧0≦;)

dsc03897.JPG (3℃やがな;)

3号本人は必死なんで熱そうですが。集中力って本当にスゴイものです。
普段通りやれば3号のトップ合格は間違いないと思っています。
足袋人”からの希望は『ぶっちぎり』の合格なんです。そうなればあとは自分との戦いですから。わき目もふらずにただ目の前のモノだけを見つめる姿勢。みなぎる意欲にただただ感心です。できる人間って言わなくても己から率先してやります。
3号に大物の予感!!!
(期待してしまいます)

もう9時前なのにまだやってるみたいなのでそろそろストップをかけてきます。試験前に燃え尽きてしまうといけませんし明日の現場もあることですし・・・。

いやー 楽しみです(^^)/
 

シェアする

フォローする

コメント

  1. 瓦人 より:

    薄のし瓦を通り越して、糸のし瓦ですか~?ホント贅沢!!
    阿波では「人見のし」って言ったりしてます。
    オーソドックスに「壁のし」とも・・・。

    髪の伸びた3号くん・・・、若かりし日の足袋人さんのロン毛を
    目指してるのかな?見てみたい気が・・・(笑)。

  2. 人見のし?それは初耳です。
    土地土地の呼び名は紛らわしい部分もあるけどある種の歴史を感じて共感します。
    3号は色気づいてるんですかね?さすがにロン毛はないと思いますが・・・
    その前に否が応でも切らします。ロン毛と茶髪は一応禁止にしていますので。ロン毛に近くなってきた私が言うのもなんなんですがねぇ^^;

  3. 3号 より:

    いやぁ~3℃って感じが全くしなかったので驚きました!
    僕にも多少は集中力があるみたいですね。
    常々ぶっちぎり合格のプレッシャーがあったけど、今はいけそうな気がしてます。当日が楽しみだ!!

  4. おー!勢いあるなー!
    心配するな。普通にやればまず間違いないから。
    しかし油断大敵。謙虚な姿勢を忘れるなよぉ~~!!!
    すぐ調子に乗るんやから;

  5. 紐のし屋 より:

    こってりとんこつスープ系、お世話になってます♪

    ものスゴイ豪華な家!!

    あの狭い所は、あんなカッコで施工
    していたのですね。

  6. こってり屋根では大活躍ですねー。紐のし屋くん。
    現場が集中しててまだまだ先の見えないこちらの屋根です。
    来週半ばあたりからバンバン使わせていただきます。