昔の仕事を振り返る

某寺院より電話があり久しぶりに行ってきました。2002年に本堂を新築した際に屋根工事の職長として足袋人が選ばれそれからのお付き合いをしております。

dsc00332.JPG (当時の写真)

当時のヘルメットは赤い布地製のものを愛用してました(^^);よく汗を吸うスグレモノなんですがNGみたいで・・・この現場でも何回怒られたことやら・・・。

たくさんの屋根形状がありますがここの唐破風という部分は最難関といってもいいでしょう。足袋人も修行時代に一度経験しただけで自分で納めるのはこの時が初体験。今見てもそんなににおかしくはないんですが今なら違う納め方をします。
唐破風付きの屋根・・・いつでも来い!!!

dsc00411.JPG 

なぜかこの建物だけは他の激安業者と単価競争をさせられ・・・足袋人激怒。どーぞ他で工事してください!!と。
最後はこちらに戻ってきましたが比較するなら中身をみてくださいと言った記憶があります。予算があまりにもかけ離れた結果こうなりました。
鬼瓦は全然グレードの違うもので見積もりしているし棟積みも違う。そりゃ金額にも差がつきまっせ。

こんなところも足袋人作。

dsc00388.JPG (超せまっ)

まぁぼちぼちといったところでしょうか。当時は精一杯やったつもりですが今見ると普通の仕上がりでした。

今回の用件は古い建物の方の雨漏り相談でしたがその診断よりも昔の仕事を眺めている時間の方が長かったです。いつまでも残る仕事だからこそ後々自分が見て恥ずかしいような仕事はしたくないとあらためて思いました。

明日も祭日ですが頑張ります。

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コメント

  1. お遍路さん より:

    昔の仕事の経験は大事です。その時の全力で挑む、必死になって
    やり遂げる。そんな経験が今に生きているのでしょうね。
    追伸  写真、小さくなっていませんか。

  2. お遍路さん。
    現場で身につくものって沢山ありますよね。
    ただ数だけをこなすのではなく向上心を持っていないと進歩はありません。
    年々スピードは落ちてる気はしますがそれを補う技量を身につけたいと日々勉強です。
    写真・・・小さくなってますね。
    気づきませんでした。
    ご指摘ありがとうございます。