がんばろう!

東日本大震災から早1年。カタチは違えど全国からの支援活動が続けられています。未曾有の災害だったあの日以来業界内でも再度耐震工法等の議論が繰り返されていますがこと復旧に関しては悲しいかな・・・スピードが求められているようでして今まで瓦屋根だったものが異素材にかわってみたり意匠的に高く積み上げた棟をバランス度外視の低い棟に変更してみたり・・・更には職人まがいの人達が突貫屋根屋になってみたりと良からぬ噂が耳に届いています。
足袋人と香川で一緒に仕事をしていた!という人物が現在北関東・東北エリアに出没していると小耳にはさみましたがウチから派遣を出していることもありませんし全く持って寝耳に水。勝手に名前を出されているのもいい迷惑ですがそこに危険をも感じてしまいます。業界の方でもし雇う方がいましたら自分の責任のもとでお雇い下さいませ。
変えていいものと残すべきものの判断は人に依りわかれる部分ではあります。
〝瓦〟はどちら側でしょうか?
文化として考えるなら確実に後者に入ると思います。
物議になるのはいつも『重い』『落ちる』とかの部分です。
これは施工者の技術的なところとメンタルではないのでしょうか。建築素人である人・自分より技術的に未熟な人から褒められるのはごく当たり前のことでありそこで満足してしまうのではなく そして進歩を止めることなく〝心〟〝技〟を磨き続けないといけません。
『がんばろう 日本!』 『がんばろう 瓦業界!』

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