集中・集中!

今日は朝から大雨につき机に向かっています。
急がなくてもよかった見積りなどを写真・図面と睨めっこしながらこなしています。
こちらは先般見積依頼を受けた現場屋根の写真です。160220blog (2)
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劣化がすすんだ屋根瓦に塗装とコーキングW処理。
勿論そんな工程を踏んでいても雨漏りが止まることはありません。
塗ることにより寿命が延びる素材とそうではない素材がありいぶし瓦に関しては多少の変色があろうとも塗ることはタブーなのです。
現在の状況と雨漏り箇所の数とを照らし合わせながら最も良いと思われる改善事項を綴り報告書としてお渡しします。
屋根と同時にそれに関係する部位の説明も必要となってきます。
160220blog (4)(壁際)
水切板金・壁プリントは現状の瓦に合わせて瓦施工後に取り付けたものです。
瓦を新しくする場合は板金等の高さが予め決まっているためにそこに無理が生じることもよくある事例。同時期に交換・あるいは修正をかけることをお話させて頂いています。

160220blog (1)   
樋・鼻隠し・品板も目視にて確認。
屋根材が替わると軒先にある瓦座(広小舞)の高さに影響を及ぼすこともあります。
その辺の見落としも致しません。 
160220blog (5)
破風板の厚み・軒天の劣化等も同じく計画の中に必要な判断材料の一つ。
細かく明細をつけてどれをすればよいのか・優先順位はどこにあるのか等々ひとつのお見積書だけでも割と時間がかかるのでした。
集中力が全てです。

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