2019ラストの屋根葺き替え

今年も年間通じてコンスタントに瓦葺き替え工事のご依頼を頂戴いたしました
人と人の繋がり
そこからの御導き
フッと湧き出したかのような関係性が一気に色濃く深まり営業職の居ない当社に取りましては偶発的とも言える様々なご縁が非常に有り難く感じました

そんな2019年最後を飾る瓦葺き替え工事が現在着々と進行中ですラストの現場は某寺院の山門となります
計画から二転三転のすったもんだもありましたが当社施工で無事に落ち着きました

社寺建築は一般のそれらとは全く異なる納まりであり考え方からして違います
基礎をしっかりと学んだ者でさえ少なからずの緊張感を覚えながら向き合わないと駄作が生まれかねません
早い段階で計画が決定していればソレに見合う物をその都度製作し予め準備しておけば思い描く姿に近づける可能性も高まります
今回は緊急につき既成の物での対応ですがその制限ある中で全力で仕上げたいと思います

元々の屋根は雨漏りが酷く下地もかなり劣化していました
化粧板・野垂木・野地板その他諸々の下地を大工チームに修繕してもらい瓦下地も今回の工事で綺麗に生まれ変わりました
通すべきところ 合わすべきところは抜かりなく慎重に納めます

点と点を結び一つに線に
  
年内完工を目指して後半戦に突入しております

実は。。。
昨日よりメディアの方が遠路はるばる東京より取材に来てくれておりこの現場作業風景を撮影して頂きました
暖かくなってから再度来てくれるそうですがその頃にこういった現場がないと絵的に物足りないのは明白です
我々にできるのはただただ美しくて強い屋根を創る事しかありません
そこが無言の営業でもあるのです

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