蝋燭桟という名の瓦

こちらは三豊市高瀬町内の雨漏り修繕依頼現場です
今回の雨漏り箇所は瓦屋根の方ではなくスレート屋根面
折角やり替えるのでスレートではなく板金屋根にすることになりました

まずは下地直しからスタート
軒先面の瓦も一旦外し奥まで垂木を入れ込んでいきます
下地完成後は板金屋根施工
最終工程は仮伏せしておいた瓦を正確に強固に葺き直していきます
現存しているのが珍しい【蝋燭桟 -ろうそくざん-】の瓦屋根でした
桟山(さんやま)部分が現代のそれとは違いローソクのような丸みを持つレアな代物
デザインが渋すぎます袖瓦の持ち合わせがなくこの部分は現代の瓦で代用納め      
雨漏り修理というよりはプチ葺き替えのような屋根修理が無事に完成です

板金屋根の圧倒的な人気によって新築では目減りしているいぶし瓦ですが元々それが主流の土地柄だけにいぶし瓦が施工できる技量がなければ修理仕事は務まりません
この先どのようなブームが来るのか予想もできませんがどんな仕事に対しても対応できる体制でいることを目指していきます

さてさて・・・

お楽しみのランチの時間です(笑)
【リコッタパンケーキと黒豚ソーセージの特製チーズココット】

中身が何なのかも分からないメニューだろうが平気で注文して食べてしまう技量(?!)を持ち合わせた足袋人でした

ではまた明日。。。

シェアする

フォローする